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文化庁主催『芸術家の派遣事業』による作曲家・松谷卓さんの特別授業

優れた芸術家を学校に派遣し、講話、実技披露、実技指導を行うことにより、子供たちの豊かな創造力・想像力や、思考力、コミュニケーション能力を養い、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の創造に資することを目的として文化庁が実施する「文化芸術による子供の育成事業~芸術家の派遣事業」。

このたびその実施校に本校が選ばれ、9月8日(土)のサタデーセミナー美術の時間に作曲家・ピアニストの松谷卓さんをお招きし、「音・学・楽~音を学ぶを楽しむ~」と題した特別授業を本校音楽室と建学記念ホールで行いました。

松谷さんはTV番組「ビフォアーアフター」のテーマ曲「匠」で大ブレイクして以来、数々の映画音楽を手掛ける作曲家です。授業では松谷さんの音楽との出会い、影響を受けた作曲家の話、そして音楽を表現することの意味などを松谷さん自身の演奏や様々な音源や映像を交えて紹介していただきました。授業の後半は会場をホールに移動し、松谷さんの奥様でダンサーの松谷やよいさんと友人の上野ちふみさんの3人によるダンスパフォーマンスを披露し、最後は代表曲「匠」のソロ演奏で締めくくりました。

松谷さんのお話や演奏は「音楽表現とは何か」という芸術の本質について考えさせる内容で、授業を受けた美術部員、吹奏楽部員、サタデーセミナー美術の受講生徒全員にとって刺激的で有意義な授業でした。