高等学校のご案内

ビジネスイノベーション

※ 2021年度は開講致しません。

2020年度

元静岡市立大里中学校長、現在一般社団法人シズクリプロジェクト代表の山下由修先生を講師に迎え、「ビジネスイノベーション」の授業を本年度開講しました。動機づけの動画、テーマを与えられてのディスカッション、生徒たちが興味を持って取り組めるよう授業が展開されています。

静岡翔洋という媒体を使って、起業しよう

静岡翔洋という媒体を使って、起業しようというテーマ。各班それぞれ知恵を出し合い、完成させました。本日はプレゼンの日。1時間目の講座の優勝チームは「小学生、中学生の保護者の1日翔洋生」という提案。朝のHRから始まり、授業、部活動まで受けて、保護者が、もう一度青春を取り戻すというコンセプト。体験料はもちろんかかりますし、制服もレンタルで貸し出すという面白いものでした。2時間目の優勝チームは、農家や食堂の余った食材を活用して、「小腹のすいた高校生にちょっとした食べ物を販売」するというものです。フードロスの解消、近隣農家との交流、そして、部活動前の小腹のすいた高校生の救済がコンセプト。面白く、ユニークな提案が数多くあり、真の意味で楽しい授業でした。

第1回~第3回(6/20.27.7/4):ソーシャルチェンジファースト

サタデーセミナー1年生のビジネスイノベーションでは、3回の授業を通して「ソーシャルチェンジファースト」に取り組みました。ソーシャルチェンジファーストとは、身近な課題にチームで取り組むプログラムです。チームで話し合い、アイディアを出しながら企画を考え、プレゼンテーションを作り上げます。
そこで大切なのは、「一人ひとりの力」と「チームの力」です。この力を発揮するためには3つのルールがあります。

他人の意見を否定しない。
自分の意見を否定しない。
何でも言ってみる。
このことを意識して生徒は

『世界中の10代が一緒に取り組む夢のプロジェクト』をミッションとして取り組んできました。

【生徒感想】
・今までは人前で発表することや話すことがものすごく苦手でイヤでイヤで仕方なかったが、周りに認められる、誉められるのが嬉しくて発表する楽しさが分かった。
・これまで考えて取り組んできたことがひとつになり、チームが一致団結できたと思います。発表を通して自分たちが考えていることをみんなに伝えることができる、共有しあえることができる素晴らしさを学びました。そして発表で1位になることができてとても良かったです。
・いつもあまりいい発言ができなかったけれど、この授業を通してどんどん発言して良い提案を出すことができた。とても良い機会で楽しかった。また自分の意見と他の意見を混ぜ合わせることによってビックリするような意見が出てとても面白かった。
・この授業で集まった仲間と1からアイディアを出し合って企画を作るというのが楽しかった。前よりも積極的になれたし、肯定的な意見を出すことができた。
・今回のプレゼンでは、「驚き」や「すごい」と思ったことなど、発見がたくさんありました。
・次回の授業から本編となり内容も本格的になるが、色々な視点から企業の良さを探し、それを利用したアイディアを提案していこうと思った。